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​~八百津煎餅とは~

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「八百津煎餅(やおつせんべい)」とは、岐阜県加茂郡八百津町で作られる素朴なお煎餅です。一般的に「お煎餅」というと米から作られたお煎餅を思い浮かべる方も多いと思いますが、八百津煎餅は小麦粉・砂糖・玉子を主原料とした生地を2枚の鉄板に挟んで焼き上げられるお煎餅です。

​生地の上に落花生や胡麻などを載せて焼き上げたり、生地の中に蜂蜜やココアなどを混ぜ込んだり、焼きあがったお煎餅に生姜砂糖を吹き付けたりと、様々な種類のお煎餅があります。

​~八百津町と八百津煎餅~

八百津煎餅は、纐纈氏(屋号:高登屋本店)が美濃加茂市内菓子屋でせんべいの製造方法を習い、八百津町木野で製造を始めたのが始まりと言われております。

その後、第二次世界大戦で製造が中断されましたが、戦後に再開されました。食料事情が悪いこの頃、せんべいは栄養価が高く、甘いものが無かったこの時代のニーズにマッチし、爆発的に拡大しました。そうして、全盛期には八百津町内に170件を超える八百津煎餅メーカーが存在しておりましたが、現在は不況や後継者不足等により十数件にまで減少しております。

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八百津町にてここまで煎餅の製造が盛んになったのは、八百津町の地域性に理由がありました。当時、八百津町からほど近い御嵩町や可児市には亜炭鉱があり、八百津町内にも鉱員(亜炭を掘ることを仕事としている方)が多く存在していました。しかし、亜炭から石炭へ、石油へと、段々と燃料が変化していく中で、時代と共に亜炭鉱も閉山となりました。それにより職を失った鉱員が、何か仕事が無いかとなった際に注目されたのが八百津煎餅でした。

当時は今のように自動化はされておらず手焼きであったため、大掛かりな設備や広いスペースを必要とせず、小資本で始められるとして、広く普及したそうです。

​※所説あります。

​~日の丸製菓について~

​株式会社日の丸製菓は、八百津町にて昭和29年に創業した老舗の八百津煎餅メーカーです。

「美味しいおやつを通じて、家族・地域・友人など、人と人との“団欒”を創造する」を理念とし、昔ながらの素朴な八百津煎餅をはじめ、若い世代にも受け入れられるような様々な新商品の開発にも力を注いでおります。

本社工場前の「やおつのおやつ屋」、八百津町の駅天晴内の「八百津せんべい本舗」の2つの直売店があります。

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【本社・工場・工場前直売店「やおつのおやつ屋」】

〒505-0301

岐阜県加茂郡八百津町八百津8342-2

営業時間 9:00~17:00

定  休  日 土・日・祝日(臨時休業有)

TEL 0574-43-1017/FAX 0574-43-8040

Mail info@e-oyatsu.com

WEB https://e-oyatsu.com

SNS https://www.instagram.com/hinomaruseika

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【やおつ町の駅 天晴店「八百津せんべい本舗」】

〒505-0307

岐阜県加茂郡八百津町野上1041-8

営業時間 10:00~17:00

​定  休  日 月・火曜(祝日の場合は翌日)

TEL 0574-43-1117/FAX 0574-43-1117 

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